こんにちは!
ハッピーハーモニー主宰Ayakoです。
今回は「ヨガ」と「ヨーガ」について書きたいと思います。
ローマ字では表記が「yoga」一種類しかありませんが、
日本語では「ヨガ」と書かれてたり、「ヨーガ」と書かれてたりし
書店で関連書籍を見てみても、表記が統一されてませんよね。
「ヨガ」と「ヨーガ」、一体どっちなの?と思われる方もいらっし
これは、実はどちらも正しくて、ある意味ではどちらも正しくあり
もともとヨーガは、インド発祥です。
ヨーガの教典等は「サンスクリット語」で書かれています。
つまり、「外国語」なわけです。
外国語を日本語のカタカナでどう表記するか、ということなのです
例えば、「violin」を「バイオリン」と書くのか「ヴァイオ
どちらも意味は同じですし、どちらかが「間違い」ではないですよ
要するに、アルファベットの発音に近い表記を採用するかどうかな
では、「ヨガ」か「ヨーガ」かはどうでしょうか。
ちなみに、サンスクリット後で「yoga」は「योग」と書きま
サンスクリット語には、「a.i.u.e.o」の母音があります
母音の発音には「短母音」と「長母音」と「二重母音」があります
「a」「i」「u」の三つは、短母音と長母音があるのですが、
「e」と「o」は、短母音がなく、長母音と二重母音になります。
そして「योग」の「 ो 」は長母音を表すので、
サンスクリット語の発音は「ヨガ」ではなく「ヨーガ」ということ
そういう意味では、より原語に近い表記を採用するというのであれ
「ヨーガ」と書くのが正しいかもしれません。
しかし、ではそれがサンスクリット語の発音を正しく表記している
実は「正しい」とは言い切れません。
なぜなら、「violin」を「ヴァイオリン」と原語に近い形で
それが「正しい発音」を表しているというわけではないですよね。
同じように「ヨーガ」とカタカナで書かれている以上、それはカタ
その通りに読んでもサンスクリットの発音と「同じ」わけではない
「ヨーガ」と書くことが「正しい」とは言い切れないのです。
日本語で音を伸ばす「ー」の記号は、長母音の伸ばす音の長さより
日本語の「ヨーガ」だと、「o」の母音がほんの少しですが「長す
ですので、「ヨーガ」という表記も実は「正確」ではありません。
つまり、「ヨガ」も「ヨーガ」も、サンスクリット語の「योग」
「正確に表している」わけではないのです。
ただ「サンスクリットのoは短母音がない」ので、
表記としては「ヨーガ」の方が原語に近い、ということです。
「ヨガ」でも「ヨーガ」でも、どちらも同じものを指す言葉ですし
どちらも間違いではありません。
ご自身の「好きな方」を採用していただけたらと思います。
そして、書籍等で「ヨーガ」と書かれているものは、
原語に近い表記をしているんだな、ぐらいに認識していただけたら
そして、誰かに「ヨガとヨーガってどっちが正しいの?」って聞か
「どっちも間違いじゃないよ」
「原語のサンスクリット語だと「オ」の発音は長母音しかないんだ
「でもカタカナの『ヨーガ』だと長過ぎるらしいよ」
と、プチ情報を教えてあげてください♪
